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展示会バナーの種類と選び方!ロールアップ・X型・吊り下げの使い分けと費用

展示会のブースで「なんとなくバナーを選んで後悔した」という経験はありませんか。ロールアップ、X型、吊り下げ、大判。バナーの種類は多く、それぞれ設置場所やサイズ、価格帯が大きく異なります。

適切なバナーを選ばなければ、せっかくの展示会でブランドの印象を下げてしまうリスクもあります。

本記事では、展示会バナーの5種類を徹底比較し、目的・予算・設置環境別の選び方を具体的な数字とともに解説します。

展示会バナーの主要5種類と特徴

まず、展示会で実際に使われているバナーの種類と、それぞれの基本スペックを整理します。

1. ロールアップバナー(ロールスクリーン型)

特徴とサイズ

ロールアップバナーは、台座にフィルムが巻き取られた構造で、引き上げるだけで設置できる最もポピュラーなタイプです。標準サイズはW600×H1,800mmが業界の定番で、W800mmやW900mmのワイドタイプも選べます。

  • 設置時間:約1〜2分(一人で設置可能)
  • 収納時:台座込みでも高さ約130cm程度のコンパクトサイズ
  • 耐久性:ポリエステルフィルム素材で繰り返し使用に対応

価格帯

印刷込みで15,000〜50,000円が相場です。アルミ製高級台座タイプは30,000〜70,000円に上がりますが、長期間使い回す場合はコストパフォーマンスが高いと言えます。

💡 複数回の展示会で使用するなら、耐久性の高いアルミ台座モデルを選ぶと1回あたりのコストを大幅に下げられます。

2. X型スタンドバナー

特徴とサイズ

X型スタンドは、X字型のフレームにバナーの四隅を引っ掛ける構造です。標準サイズはW600×H1,800mmで、ロールアップと同サイズが多く流通しています。軽量でコストを抑えたい場面に最適です。

  • 重量:約1〜2kg(持ち運びが非常に楽)
  • バナー交換:フィルムを差し替えるだけで更新可能
  • デメリット:強い風には弱く、屋外使用には不向き

価格帯

フレーム単体なら1,000〜3,000円程度、印刷バナーセットで3,000〜15,000円が目安です。低コストで複数枚準備したい場合に重宝します。

3. L型スタンドバナー

特徴とサイズ

L字型の台座でバナーを支える構造で、X型よりも安定性が高く、屋外の展示会やショッピングモールの販促イベントでよく使われます。W600×H1,800mmが標準ですが、W450mmのスリムタイプもあります。

  • 屋外使用:風に対してX型より安定しやすい
  • 設置スペース:台座が前方に出るため、通路幅に注意が必要

価格帯

印刷込みで5,000〜20,000円程度です。屋外イベントや店頭の常設バナーとして活用するケースが多いです。

4. 吊り下げバナー(天吊りバナー)

特徴とサイズ

天井から吊り下げるタイプで、大型ブースや会場全体の視認性を高めたい場合に効果的です。サイズはW900×H1,800mm〜W1,800×H3,600mmと幅広く、会場の高さに合わせて選びます。

幕張メッセや東京ビッグサイトのような大型展示場でよく見られるバナーです。

  • 設置条件:天井のリギングポイント(吊り金具)が必要
  • 搬入規定:会場によっては事前申請が必要なケースもある
  • 素材:トロマット(ポリエステル)・防炎加工品が多い

価格帯

印刷・加工込みで20,000〜80,000円が目安です。設置工事費として別途15,000〜50,000円程度が発生する場合があるため、総額での予算管理が重要です。

⚠️ 吊り下げバナーは会場ごとの「搬入出マニュアル」で禁止事項を確認してから発注してください。

5. 大判バナー(バックパネル・背面幕)

特徴とサイズ

ブースの背面全体を覆うような大型バナーで、会社名やビジュアルを大きく訴求できます。W1,800〜W4,500mmのサイズが一般的で、インタビューや写真撮影のバックドロップとしても活用されます。

  • 展示会での役割:ブランドの「顔」となる最も重要なビジュアル
  • 素材選択:屋内ならポリエステル、屋外は防水・防炎素材を選択
  • フレームタイプ:ポップアップ式・テンション式・タペストリーなど複数あり

価格帯

印刷・フレームセットで30,000〜150,000円と幅広く、素材・サイズ・フレームタイプによって大きく変わります。

バナー種類別 比較一覧表

上記5種類の主要スペックを一覧にまとめました。バナー選定の際の参考にしてください。

種類 標準サイズ 価格帯 設営難度 主な設置場所
ロールアップ W600×H1,800mm 15,000〜50,000円 エントランス・通路
X型スタンド W600×H1,800mm 3,000〜15,000円 ブース内装飾
L型スタンド W600×H1,800mm 5,000〜20,000円 屋外・販促イベント
吊り下げバナー W900×H1,800mm〜 20,000〜80,000円 大型ブース・天井
大判バナー W1,800mm〜 30,000〜150,000円 バックパネル・壁面

※ 価格は印刷込みの目安です。数量・仕様・業者によって異なります。設置難度:◎=簡単・自力設置OK、○=やや手間あり、△=専門業者推奨

設置場所・目的別の使い分けガイド

バナーの種類がわかったところで、次は「どの場面でどれを選ぶか」を整理します。

エントランス・通路での集客にはロールアップ一択

展示会場のエントランスや通路脇でブースへの誘導を狙うなら、設置が簡単でコンパクトなロールアップバナーが最適です。1本あたりW600mmなので、2〜3本横並びにすることで3m以内のスペースを効果的に使えます。

  • 推奨サイズ:W600×H1,800mm
  • 推奨数量:通路誘導なら2〜3本、ブース前なら1〜2本

ブース内装飾・コスト重視にはX型スタンド

ブース内の複数箇所に商品案内や価格表示を設置したいときは、低コストなX型スタンドが適しています。印刷費3,000〜5,000円/枚で複数枚準備でき、バナー本体の差し替えも容易です。

  • 推奨シーン:商品説明・キャンペーン告知・料金表示など情報量が多い場面
  • コスト目安:5枚セットで20,000〜40,000円(印刷込み)

大型ブース・遠距離視認にはバックパネル+吊り下げの併用

ブース面積が9㎡(3×3m)以上の中〜大型ブースでは、背面の大判バナーで世界観を作り、天井からの吊り下げバナーでロケーションを示すという二段構えが有効です。

特に東京ビッグサイト・インテックス大阪・幕張メッセのような大型会場では、遠くからの視認性がリード獲得数に直結します。

  • 背面:W1,800×H2,400mmのポップアップバックパネルで世界観を演出
  • 吊り下げ:W900×H1,800mmで会場内の位置案内を補完


関連記事:遠距離からの視認性まで考えた展示会ブースレイアウトの基本はこちら

バナー選定で失敗しない3つのチェックポイント

最後に、バナー発注前に必ず確認したい3つのポイントをまとめます。

チェック1. 会場の搬入規定を事前確認する

吊り下げバナーや大型バックパネルは、会場によって設置制限・申請義務・防炎証明書の提出が求められます。特に大型会場では、吊り物申請の締め切りが開催3〜4週間前に設定されていることもあるため、早めの確認が必要です。

関連記事:搬入条件や設備まで確認する展示会場の選び方はこちら

チェック2. 印刷解像度は150dpi以上を確保する

大判バナーを近距離で見る場合でも、印刷解像度が72dpi程度だと粗さが目立ちます。標準的には150dpi以上を目安に、仕上がりサイズで入稿するのが基本です。

デザインデータはAI・PSD・PDF形式でのトンボ付き入稿が推奨されます。

チェック3. 使用回数からコスパのいい素材を選ぶ

年1回の単発利用なら低コスト素材で十分ですが、年3〜5回の展示会に出展するなら、アルミ台座のロールアップや耐久性の高いフレームへの投資が長期的にコストを下げます。

1本あたりの1回使用コストで比較する視点が重要です。

例)50,000円のロールアップを5年・10回使用 → 1回あたり5,000円。毎回15,000円のバナーを発注し続けるよりも3分の1のコストに。

関連記事:装飾費を含む展示会予算の内訳と隠れコストはこちら

まとめ|バナー選びに迷ったら専門家に相談を

展示会バナーは「なんとなく選ぶ」のではなく、設置場所・目的・予算・使用回数を踏まえたうえで種類を選定することが重要です。本記事のポイントをまとめます。

  • ロールアップ:汎用性◎、誰でも設置可能、15,000〜50,000円
  • X型スタンド:低コスト、複数枚展開に最適、3,000〜15,000円
  • L型スタンド:屋外・屋内兼用、安定性○、5,000〜20,000円
  • 吊り下げバナー:遠距離視認・大型会場向け、設置に申請が必要なケースもある
  • 大判バナー:ブランドの顔、ブース背面に必須、30,000〜150,000円

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