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イベントマーケティング

展示会タペストリーの活用法|サイズ・素材・印刷費用と設置のコツ

展示会のブースで来場者の目を3秒で引きつけたいなら、布製大判印刷物「タペストリー」が有力候補です。通路の遠くからでも視認でき、限られた予算でブース全体の印象を大きく変えられます。

結論から言えば、タペストリーは次の3点で費用対効果に優れます。

  • 軽量で、丸めて持ち運べる
  • 折り畳んで何度でも再利用できる
  • 塩ビ(PVCターポリン)製バナーより安価

素材はトロマット(厚手・高級感)ポンジ(薄手・低価格)、設置は「ハトメ+フック」か「パイプ通し」が基本です。

あとは会場規定とブースサイズ、伝えたいメッセージに合わせて選べば失敗しません。以下で素材・サイズ・設置・費用の順に、選び方のポイントを具体的に解説します。

塩ビ(ターポリン)バナーとの違い

塩ビは重く、折るとシワが残ります。一方、布製タペストリーは昇華転写印刷でシワになりにくく、軽量で持ち運びも保管もラクです。発色もマットで上品に仕上がります。

1回限りの掲示なら塩ビでも構いませんが、年に複数回出展する企業なら、再利用しやすい布製のほうがトータルコストを抑えられます。

素材の選び方|ポンジとトロマットを比較

タペストリーの主役素材は、ポンジとトロマットの2つです。重さと透け感、用途に合わせて選び分けましょう。

ポンジ(約75g/㎡・薄手・低価格)

ポンジは、のぼりにも使われる軽量素材です。価格が最も安く、裏からの光をやわらかく通すため、窓際やバックライト演出とも相性が良好です。

短期使用やコスト重視の販促、配布物の補助サインなどに向いています。

トロマット(約210〜260g/㎡・厚手・高級感)

トロマットは、裏写りしにくく、発色が鮮やかでマットな質感に仕上がる素材です。生地に厚みと重みがあるため、垂らしたときにピンと張り、写真や企業ロゴも美しく再現できます。

メインビジュアルやバックパネルなど、ブースの「顔」を任せるならトロマットが定番です。やや単価は上がりますが、再利用前提なら十分に元が取れます。

迷ったときの選び分け

「来場者の正面に大きく見せるメイン用途=トロマット」「サブや短期・低予算=ポンジ」と覚えておけば大きく外しません。

屋外併用や強い光が当たる場所では、厚手のトロマットのほうが見え方が安定します。

ひと目でわかる素材比較表

素材 重さ 価格 透け感 向く用途
ポンジ 約75g/㎡ ◎ 安い 透ける のぼり・短期販促
トロマット 約210g/㎡ ○ 標準 透けにくい メインビジュアル・バックパネル

サイズの目安|会場とブースに合わせて選ぶ

迷ったら、定番のB0・A0から選ぶのがおすすめです。天井高や小間の大きさ、設置する場所に合わせてサイズを決めましょう。

定番サイズ早見表

規格 寸法(mm) 主な用途
B1 728 × 1030 サイドサイン・卓上POP
A0 841 × 1189 通路向け縦バナー
B0 1030 × 1456 ブース内メインサイン
大型 2000 × 3000〜 バックパネル全面

標準小間は1コマ=幅2,970×奥行2,970mmが一般的です。バックパネルは幅いっぱいの大型タペストリー1枚で見せると、遠くからの訴求力が一気に高まります。

来場者の視線の高さ、おおむね床上1,400〜1,600mmにキャッチコピーが来るよう、上下の余白配分も意識しましょう。

関連記事:展示会パネルのサイズ・素材・設置方法の選び方はこちら

デザイン・レイアウトのコツ|3秒で伝える

素材やサイズが正しくても、情報を詰め込みすぎると伝わりません。タペストリーは3秒で要点が伝わるかが勝負です。

キャッチコピーは一文・大きく

一番伝えたいメッセージを1つに絞り、上部または中央に大きく配置します。詳細はQRコードや配布資料に逃がし、本体は「誰に・何を」が瞬時に分かる構成にしましょう。

配色とコントラストで視認性を上げる

背景と文字の明度差を大きく取ると、遠くからの可読性が上がります。色数は2〜3色に抑え、コーポレートカラーで統一すると、ブランドの印象も強く残ります。

関連記事:3秒で伝わる展示会パネルのデザイン・情報設計のコツはこちら

設置のコツ|金具と吊り方3パターン

ハトメ+フック

四隅や上辺にハトメ(金属穴)を打ち、S字フックやバンジーコードでパイプ・バーに固定します。最も手軽で着脱がスピーディーなため、設営・撤収の時間が限られる展示会で重宝します。

下辺も固定すると、空調の風によるバタつきを抑えられます。

パイプ通し(袋縫い)

上下端を筒状に縫い、付属のパイプやバーを通して吊る方式です。布全体がピンと張り、シワやたわみが出にくく、仕上がりがきれいです。

重みで自然に伸びるため、メインビジュアルなど見栄えを重視する場面に向いています。

バナースタンド・自立式

壁面が使えない島小間では、Xバナースタンドやロールスクリーン型の自立スタンドが便利です。床置きで設置でき、撤収も数分で済みます。

レイアウト変更にも柔軟に対応でき、複数ブースを掛け持ちする際にも扱いやすい方式です。

会場規定の確認を忘れずに

東京ビッグサイトや幕張メッセでは、装飾物の高さ制限や吊り下げの可否が会場・小間タイプごとに異なります。天井からの吊り込みには別途申請や費用が必要なケースもあるため、発注前に必ず出展規定を確認しましょう。

印刷費用の相場と再利用によるコスト削減

費用の目安(昇華転写・税別)

素材 単価目安 2×3m(6㎡)概算
ポンジ 約2,000〜3,500円/㎡ 約1.2〜2.1万円
トロマット 約3,000〜6,000円/㎡ 約1.8〜3.6万円

金具・縫製加工は別途数千円〜が目安です。数量が増えるほど㎡単価は下がるため、複数枚をまとめて発注するとコスト効率が高まります。

再利用でコストを実質1/3に

日付や価格を入れない汎用デザインにすれば、年数回の展示会で繰り返し使えます。例えばトロマット製を3万円で制作し3回使えば、1回あたりの実質コストは約1万円です。

布の軽さと耐久性が効き、保管も筒状に丸めるだけで省スペースです。会期ごとに使い捨てるより、明確に有利になります。

発注前のチェックリスト

  • ブース形状(壁あり/島小間)と設置方法は合っているか
  • 会場の高さ制限・吊り下げ規定を確認したか
  • 素材(トロマット/ポンジ)は用途に合っているか
  • 入稿データの解像度・カラーモード・塗り足しは適切か
  • 次回も使える汎用デザインにできないか


関連記事:装飾費を含む展示会予算の内訳と見落としやすい隠れコストはこちら

まとめ|制作から設置までワンストップで任せる

タペストリーは「素材選び、サイズ設計、デザイン、印刷、金具、当日設置、撤収・保管」まで工程が多く、各社にバラバラに発注すると、進行管理の手間もコストもかさみます。

制作から設置までワンストップでサポート
Be-trackの「ワンストップ展示会Lab.」なら、デザイン・印刷・施工・運営までを一括サポート。会場規定の確認や最適な素材・サイズのご提案まで含めて、まるごとお任せいただけます。 「どの素材・サイズが正解か分からない」という段階からのご相談も大歓迎です。まずはお気軽にお問い合わせください。

[お問い合わせはこちら]
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